借主負担DIY型賃貸借契約でセルフリノベーション

リフォーム 2014年3月、国交省から「借主負担DIY型賃貸借契約」という新たな契約方法が発表され、賃貸住宅のリノベーション環境も整いつつあります。

これは従来、貸主が修繕を行うというスタイルだったものを、借主が行うことによって双方にメリットが生まれるというしくみです。

借主負担DIY型賃貸借契約のメリット

貸主のメリット

  • 現状のままの状態で貸すことが可能(修繕出費の減少)
  • 借主が自分でDIYを行うことにより愛着が湧き、長期間住んでくれる可能性が出る。
  • 借主の退去時に、貸出時よりも設備等の価値が上がっている可能性が出る。

借主のメリット

  • 自分の好みに部屋をリノベーションできる。(もちろん限度はあります)
  • 自費でDIYする分、賃料が安くなる。(交渉ができる)
  • 退去時に原状回復費用を取られない。
OSB合板

借主負担DIY型賃貸借契約を活用する

この制度を利用して、賃貸住宅をリノベーションする方が増えています。

いづれにしろ楽しみながらDIYをするわけですが、スタイルは好みによって別れます。特徴を見てみましょう。

自分でコツコツと時間をかけてやる。

納得するまでこだわりを持ってやりたい方は、できるだけ自分ですることをオススメします。

結果、満足度・納得感が向上し、部屋により愛着が湧きます。 ただし大掛かりな部分は、誰かの助けが必要になるかもしれません。

レベル

家族や友達とワイワイしながらやる。

共同で何かをすることが好きな方に向いています。

一種のイベントでもあり、最近ではリノベパーティ(通称リノパ)などと呼ばれているようです。

みんなでリノベーション作業をすることによって、楽しさも倍増します。

ご家族がいる方はこのスタイルなら、お子さんとの思い出づくりもできます。

リノベパーティー

DIY型賃貸借のすすめ

国土交通省からDIY型賃借に関するガイドブックが公表されました。

DIY型賃借の手順契約に関する取決め事項のポイントがまとめられています。

分かりやすいので、興味がある方は一読されることをお勧めします。

国土交通省-DIY型賃貸ガイドブック

リノベパーティ(リノパ)のサポートサービス

いざDIY、さて材料や工具・施工をどうするか

さて、何かを作ろうとすれば、当然材料と工具が必要になります。これらはホームセンターで大概のものを手に入れることができます。 価格やこだわりを気にする方なら、ネットを利用すれば選択肢が広がります。

また、ノウハウについては多くのDIY本が出ていますし、あとはやりながら工夫していきましょう。 自分ですることにより、ちょっとしたミスや不具合も「ご愛嬌」と受け取れます。

塗り壁のリノベ

しかし、DIY型のリノベーションにもちょっと躊躇してしまう面があります。それは工具に関してです。 材料は使ってしまうものなので、購入しても無駄にはなりませんが、工具はそうとは言い切れません。

電動のものを含めた工具は、一式揃えると高額になりますし、保管場所にも困ります。 慣れないと使い方も分からないし、危険なこともあります。 今後も趣味でDIYを楽しみたい方は別ですが、このことがネックになっているケースが多いのです。

DIY型リノベーションのサポート

そんな方のために、リノベパーティ(リノパ)のサポートサービスを行っております。 このサービスは、DIY型のリノベーションを行いたい方が実行に踏み出しやすいように

  • 計画の相談(材料・施工を含む)
  • 工具のレンタル・取扱い指導
  • 施工補助

といったサポートを行うというものです。

リノベパーティ(リノパ)はもちろん、単独でリノベーションをしたい方にもご利用いただけます。 詳しくは、次のページをご覧下さい。

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